ドイツ美大留学を目指しているかしい(@kassy_art)です!
2022年5月にカールスルーエ造形大学(Die Staatliche Hochschule für Gestaltung Karlsruhe, HfG Karlsruhe)のグラフィックデザイン科(Kommunikationsdesign)を受験しました。
カールスルーエ造形大学(HfG Karlsruhe)とは
デザイン専門の美術大学で、展示・舞台美術、コミュニケーションデザイン、メディアアート、プロダクトデザイン、芸術学・メディア理論学科の6学科がある。
ファインアート専門のKunsthochschule Karlsruheとは別。
セメスター費は300ユーロ程度だが、留学生は1500ユーロ追加で徴収される。(バーデン=ヴュルテンベルク州にある大学は、全て留学生から追加で1500ユーロ取る方針)
カールスルーエ造形大学 コミュニケーションデザイン科の入学試験の流れ
一次試験:マッペ(ポートフォリオ)と志望動機書による審査
二次試験:面接(10分間)
テーマ課題や実技試験はなく、二次試験は面接のみでした。
Mappenberatung(マッペの添削会)のときの情報によると、志望動機書の内容もかなり重視されるみたいです。
非公式ですが「マッペは30ページくらいにまとめて」とMappenberatungのときに言われたため、かなりコンパクトにしました。
4/30 マッペ提出〆切
5/11 マッペ合否連絡
5/24 面接
6/10 最終合否連絡
カールスルーエ造形大学 コミュニケーションデザイン科の面接の流れ
教授3名、応募者1名のリモート面接でした。
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自己紹介して
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マッペの中からひとつ作品を選んで、好きな理由を説明して
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テーマを与えられたとき、どのようにアプローチするか。
自分の経験からアプローチするか、まずはリサーチするのか。 -
今から入学すると19歳の子たちと一緒に学ぶことになるけど、抵抗はないか。
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HfG Karlsruheのどこを気に入っているか。
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ほかに応募した学校はあるか。具体的にどこか。
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何か質問はあるか。
面接の連絡が来た際、「1分間で、第三者があなたを紹介する形式で自己紹介してください」と課題を出されました。
なので、その1分間はまず用意して臨みました。
また、「教授の1人がドイツ語話者ではないため、英語で面接できるか」と書いてあり逆に助かりました。
もちろん、英語が苦手な人もいるのでドイツ語の面接も可能みたいでした。
面接は10分間なので早く終わりましたが、教授陣はうなづきながら真剣に聞いてくれました。
試験結果
面接の結果は…
不合格
でした!
えー😂
面接の感触は悪くなかったと思うのですが、ほかに魅力的な候補者がいたということなのでしょう。
「イラスト学べなくてもいいです!」と志望動機書には書いたものの、やっぱりイラストレーションが学びたいですし…。
学費が高いし最終的には行かないかなと思ってたので、ほかの志願者の邪魔をしなかったという点では結果オーライかもしれません。
カールスルーエ造形大学を志す方の参考になれば幸いです!
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