かしいのドイツ美大留学日記

2023年10月からドイツの国立美大でデザインを勉強中✍️ ドイツ生活のエッセイ漫画やお役立ち情報を発信します!

2023年おすすめ若手人気アーティストのドイツ語曲5選!リスニング力アップにも!

この記事は Your Favorite Music in 2023 Advent Calendar 2023 の 12 月 3 日分です。

ドイツの国立美大でデザインを勉強中のかしい(@kassy_art)と申します!
留学を機に「ドイツで人気の音楽ってなんだろう?」と思い、ドイツのポップシーンで好きな曲を探してみました。
本当に全く知らなすぎて面白いので、よければ聴いてみてください!

ok.danke.tschüss  / Zu laut in der Disko (シンセポップ)

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2018年から活動開始の新人シンセポップグループ。

「オッケー、ありがと、じゃあね」というバンド名がまず面白い。

なんだかフワフワしたエレクトロサウンドがクセになります。

サビのZu laut in der Disko, Wie bitte was!?(ディスコがうるさすぎる、なんか言った!?)の高揚感はライブで盛り上がること間違いなし。

ブリッジのウォッカは6ユーロ?生ビールは7ユーロ?」と言ったバーでのやりとりを模した少しヌケたセリフ調の言い回しもニクい!


なんだか聞きやすいドイツ語だと思ったら、2021年にDW(ドイツのニュースサイト)とゲーテ・インスティチュート(ドイツ語の教育機関のコンテストで優勝してから「ドイツ語学習者向けの音楽」を意識するようになったらしいです。

ありがたい!

www.dw.com

fuffiffzich / Zauberstaub (シンセポップ)

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「ふっふぃっふつぃっひ?」なんだか発音しづらそうなアーティスト名です!

2018年から活動開始、ドイツでもまだ駆け出しの女性アーティストです。

歌詞がドイツ語なだけで、サマソニのSonic Stageとかに出ててもおかしくなさそうなクリアな音づくり。

どことなく浮遊感のある、80年代も感じさせるサウンドに癒されます。

Mele / Speeedbumps (ganz normal) (シンセポップ・ヒップホップ)

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こちらも新進気鋭の女性アーティストMELEが、ラッパーのOTPendia、Cany75とコラボ。

少しアメリカっぽさもあり、どちらかといえばサマソニのマリンステージに出てそう。

タイトルどおりの疾走感のあるサウンドは踊り出したくなりますね。

Lena & Linus / Timothée Chalamet (アコースティック)

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2020年から活動している女性・男性デュオLena&Linus

バイエルン芸術振興賞も受賞した期待の新人です。

Netflixで映画君の名前で僕を呼んでを見てから、ティモシー・シャラメも孤独を感じるのかな?」と思いを馳せるようになってしまったという歌詞が面白い。

メランコリーなサウンドが聴いていて心地いいです。

RAUM27 / Frida (ポップ)

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2017年から活動開始、2023年にデビューアルバムを出したブレーメン出身の男性デュオ。

Spotifyの月間リスナー約29万人と、この記事で紹介した中で1番有名なようです。

メロウなサウンドとけだるい歌い方から、何言ってるかわからなくても「なんか良くないことあったのかな」とわかります。

歌詞をよく読むと失恋ソングのようです。

お嬢さん、こんな風に話す必要はないんだ。
何か言いたいことがあるなら、今すぐ言ってよ。
そんなことしている時間はない。
代替案を探している
そうだ、君も後悔している、あらゆる手を尽くした、そうだ、わかっている
メソポタミアは遠くない。
「いつかまた会えるといい
正直なところ、そうは思わないわ、フリーダ」

このやさぐれ感は自分も落ち込んでるときに聴きたくなる。

番外編 Maya Levine / Crying Crystals (アコースティック)

ドイツ語の曲ではないですが、ドイツのアーティストで気になったのでご紹介。

 

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…どうですか?

 

実はこれ、学校の同級生の子が作った曲なんです。

初めて聴いたときは「え!?スゴ!?」ってびっくりしました。

声が澄んでてカワイイし、ギターの音色やコーラスのハーモニーの切なさもいい!

 

美大ともなるといろんな才能を持った人が集まってきますね…

自分もがんばらないとという気になります。

まとめ

今回は10代・20代の若者に人気なドイツの新人アーティストをメインにご紹介しました!

 

日本で若者に人気の音楽が

邦楽(日本人アーティストの曲、基本日本語)>洋楽

なように、

 

ドイツでも基本

ドイツ語の曲>ドイツ人アーティストだけど英語で歌ってる>洋楽(イギリス、アメリカ、北欧その他)

という印象です。

 

英語圏出身のアーティストがヨーロッパツアーもしてくれるのですが、よっぽど有名じゃない限りドイツではほとんど完売しません…。

ドイツをベースに活動している若手アーティストのライブの方が、やっぱり盛り上がりますし完売もします。

この記事で紹介したアーティストが来日することはなかなかないかもしれませんが、言語の壁を越えて好きなサウンドに出会うきっかけになれば嬉しいです!

 

明日12/4(月)のアドベントカレンダーは矢倒オワリさんが書いてくれます!乞うご期待!

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