ドイツの美大に留学中のかしい(@kassy_art)です!
ドイツ留学を検討する際、気になるのは「1ヶ月の生活費っていくらくらいかかるの?」ということですよね。
滞在許可証を申請するときの生活費の目安は1ヶ月992ユーロですが、実際は果たして…?
家賃や物価は街によって異なりますが、この記事ではわたしが住んでいるブレーメンの街での2024年の生活費を紹介します!
(ブレーメンは人口56万人と、規模も物価も中ぐらいの都市です)
- 【ドイツ留学】学生の1ヶ月の生活費まとめ
- 実際の学生の1ヶ月の生活費紹介
- 質素な生活費:
- 贅沢しない普通の生活費:
- ちょっと贅沢した場合の生活費(一人暮らし、旅行あり)
- ドイツの学生1人暮らしに必要な生活費まとめ
- 参考:ドイツの学生生活で得られる収入まとめ
- お知らせ:ドイツ生活エッセイ漫画はじめました
この記事は留学Advent Calender 2024の8日目に参加させていただいてます!
【ドイツ留学】学生の1ヶ月の生活費まとめ
質素な生活(シェアハウス住み):500〜700€ (約10〜12万円)
普通(シェアハウス住み):900€〜1000€(約15〜17万円)
ちょっと贅沢(一人暮らし、旅行も行く):1100〜1500€ (約19〜25万)
語学学校に通いながら学校付属の物件に住む場合(旅行なし):1500〜2000€ (約25〜34万円)
語学学校に通いながら学校付属の物件に住む場合(旅行あり):2000〜2500€ (約34〜42万円)
※ 2024年12月のレートで、1ユーロ160円換算
質素な生活の予算は最安の家賃、医療保険、携帯代、食費(格安スーパー)を払ったら娯楽ほぼなしという状態で、継続するのは難しいです!
普通の予算は相場の家賃、たまに外食できるまともな食費、少しの娯楽費、生活に必要な家電や衣服を買うお金、病院・美容院・ジムなど生活に必要なサービスを受けるお金が加わります。
ドイツの学生ビザに必要となる1ヶ月の生活費の目安992€は、かなり的を射ています。
とはいえ1ヶ月992€だと旅行するには心もとないので、「せっかく留学に来たんだから観光したい!」という場合はもう少し出費がかさみます。
語学学校に通う場合はさらに1ヶ月500〜800€程度の学費がかかるので、旅行をしなくても1ヶ月1500〜2000€程度かかりそうです。
語学学校に通いながら旅行も行くとなると1ヶ月30〜40万円はかかることになり、数カ月程度で帰国する方が多いのもうなづけます!
実際の学生の1ヶ月の生活費紹介
質素な生活費:
家賃 300€程度(学生寮、水道光熱費Wi-Fi込み)
わたしは今大学付属の学生寮に住んでいるので、相場よりも家賃が圧倒的に安いです。(1ヶ月で278€!)
一方、一般のWGに住んでいたときは家賃は450€でした。
部屋が狭い、立地が遠い、シェア人数が多いWGなら300€代もありますが、あまり家賃を削りすぎるとストレスでまともに住んでいられません。
ワーホリなどで語学学校付属の寮に住むとなると、1週間で300€かかったりするので注意してください!
医療保険 136.13€
わたしは30代なので公的保険に入ることができず、ケアコンセプトという民間保険に加入しています。
普通に10〜20代で留学する方は公的保険に入れるので、少し安めで月110€程度とのことです。
学費(セメスターフィー) 56.03€
わたしが通っているブレーメン芸術大学は、州立大学のため学費は無料です。(外国人から徴収する追加料金もなし)
施設の利用料、半年分の定期券代が1セメスターにつき336€かかります。
公立大学であればどこも1セメスター300〜400€程度のようです。
電子機器保険 23.5€
ブリュッセル旅行でリュックを根こそぎ盗まれて以来、高額な電化製品を持ち歩くのが怖くなってしまったのでスマホ、パソコン、iPadの3台に修理・盗難保険をつけました。
ブレーメンはそこまで治安が悪くないので杞憂かもしれないのですが、やめた瞬間に故障したりしそうで怖いので念のため加入しています。
旅行保険 8.41€
こちらもブリュッセル旅行でリュックをまるごと盗られたのを契機に入りました。
当時旅行保険に入っていなかったため、まるごと一眼レフカメラなど65万円分の損害を被ってしまい…泣
「大したもの持ち歩かないし!」という方はいいですが、近年はスマホがすでに高額かつ旅先でスラれる確率がかなり高い。
携行品損害保険だけでも、安いものに入っておいた方がいいと思います。
病気による旅行中断保険・傷病保険もついてきたのですがEU内の傷病はケアコンセプトの医療保険が使えるので、次の更新のタイミングでダウングレードする予定です。
賃貸団体訴訟保険(Mieterverein) 8.75€
借家人協会(Mieterverein)の会員費です。
加入していると、賃貸トラブルに関する弁護士無料相談ができたり、訴訟になった場合の費用負担を一定額までしてもらえます。
最初に住んだWGを2ヶ月で退去することになり、敷金を返してもらえないトラブルがあったため加入しました。
弁護士の助けのおかげで敷金は全額返してもらえました!
賃貸契約書(Mietvertrag)のチェックもしてもらえるので、加入しておくとかなり安心です。
個人賠償責任保険 3.3€
GetSafeという保険会社で年額39.63€払っています。
鍵をなくしたり他人の財産を壊してしまったときに適用できる保険で、学生ビザの場合は必須ではないですが、安いので入っておくのをおすすめします。(ワーホリビザの場合は加入必須)
テレビ税(Rundfunkbeitrag) 9.18€
日本では「テレビを持っていない」と言えばNHKの受信料を払わずに済みますが、ドイツではテレビがあろうとなかろうと絶対にテレビ税を払う必要があります!
WG(シェアハウス)だとNebenkosten(共益費)に含まれていることが多いのですが、学生寮の家賃には含まれていないので別途払っています。
住所ごとに1ヶ月18.36€で、今住んでいるのは2人シェアなので負担は半分ずつ。
携帯電話 10.99€
sim.deの1ヶ月16GBのプランを契約しています。
今見ると新規顧客向けに同じ値段で1ヶ月30GBのプランがあったりして、加入するタイミングが悪かったなと思います…。
速度などは特に不満なく使えていますが、ユーザー数が多いKleinanzeigen(ドイツ版のメルカリ・ジモティー)のSMSがなぜか受け取れず利用できないのがかなり困ります!
16GBも使わないよという方は、もっと節約できます。
薬代 6.7€
低用量ピルを常時服用しているのでその値段です。男性は特に必要ないですね。
日本だと1ヶ月分3000円くらいかかっていたので、圧倒的に安いドイツの医療制度に感謝!
VPN代 3.66€
日本のWEBサービス(TVerやYahoo!Japanなど)を閲覧するために、NordVPNを契約しています。
イギリスやアメリカなど世界118カ国のサーバーを使えるので、あるととても便利です!
2年契約(プラス3ヶ月の無料期間)で96ユーロ程度でした。
下のリンクから契約すると、3ヶ月分の無料ボーナスがもらえます!🙆♀️(30日間返金保証あり)
食費 70€程度
わたしは節約と健康のために、
昼:シリアル、ヨーグルト、バナナ (もしくは、前日の夕飯の残りをお弁当にする)
夜:主食(ごはんかパスタ)、卵、肉、野菜を混ぜて自炊。もしくは、ラーメン屋のバイトのまかない
のルーティンを回しています。
外食は友達と出かけたときに稀にする程度(1回10〜20€)で、1人なら行きません。
お酒も飲まないのでバーで散財することもありません。
普通の人はここまで節約したくないと思うので、ちゃんと食べてください!
消耗品費 50€程度〜300€
ティッシュ、洗剤、シャンプー類などです。
Rossmannのアプリ会員になると頻繁に全品10%オフクーポンが来ます。
娯楽費 50€程度〜300€
便宜上ユーロにしていますが、実際には日本円で電子書籍を数冊買う程度です。
あと、わたしは音楽が好きなので月1〜2回コンサートに行きます。
本当に限界まで節約しようとすると0€になりますが、さすがに人生に張り合いがなさすぎます。
人それぞれ趣味が異なるので、あなたのライフスタイルに合わせてどれぐらいかかりそうか、節約したい場合はどれぐらいまでなら削っても我慢できそうか調べてみてください!
WEBサービス 40€程度
こちらも便宜上ユーロにしていますが、日本円でAdobeやクラウドストレージサービスのサブスクを払っています。Adobe、高いよ…泣
贅沢しない普通の生活費:
家賃 400〜500€(WG)
街によって相場がかなり違うのでなんとも言えないのですが、いい立地・いい設備の家に住もうとすると400〜500€程度はかかってくる印象です。
安い家もあるのですが結局外国人には貸してもらえないので、少し相場より高めの家賃を払うはめになります。
病院代 25€
公的保険の方は無料かもしれません。
わたしは民間保険の最安プランなので年間300€まで自己負担となり、ほぼ毎回全額自腹です。
健康な方でも歯医者の定期検診は行ったほうがいいので、少し医療費がかかります。
歯科:1回 100〜200€ (半年に1回、定期検診とクリーニング)
婦人科:1回 30€ (半年に1回、ピル処方。2年に1回子宮頸がん検診)
電化製品費 25€ (年間300€程度)
なんでもかんでも日本から持っていけないしプラグも電圧も違うので、最初はいろんなものを買うことになります。
キッチン家電などはWGにすでにあれば買わなくて済みますが、ない場合はいろいろ自分で揃えなければなりません。
わたしは掃除機、炊飯器、電気ポット、トースター、衣類スチーマー、加湿器、ドライヤー、キッチンスケール、体重計などを買いました。
衣類費 15€ (年間200€程度)
ドイツの冬が寒すぎて、ユニクロでいろいろ買い足しました。
ブランドにもよりますが、プチプラなら数千円、おしゃれなデザイナーブランドを買おうとすると日本と同じで1着1〜2万円程度します。
セカンドハンドの古着を買えば圧倒的に安いのですが、なかなか日本人にサイズが合わない!
Think Twiceというお店の最終セールでは、服が2着で1€、手提げ袋が1€と、服より手提げ袋の方が安くて驚きました。
美容院代 カット1回 50〜60€ (日系美容院)
わたしはショートカットなので、大体3ヶ月〜半年に1回行っています。
まわりの学生に聞いても「美容院は高いから行かない」という子ばっかりで、
- 自分で切る
- 友達に切ってもらう
- 伸ばしっぱなしにして、年イチの日本に帰ったタイミングで行く
という人が多いです。
現地の美容院は評判が悪いので、今のところは少し高くなってしまいますが日系美容院に行っています。
ちょっと贅沢した場合の生活費(一人暮らし、旅行あり)
家賃 600〜700€
なんだかんだ他人と住むのは疲れるので、「一人暮らしする!」という方は家にまつわる費用がよりかかります。
水道・光熱費・インターネットは全て自分で契約。
しかも一人暮らしだと家具がないので家具代の初期費用もかかる!
電気代:50〜80€
部屋の大きさによって異なりますが、だいたい50~80€程度かかるようです。
ガス代:40〜50€
エネルギー価格はどんどん上がっていますが、節約すればガス代を抑えられます。
不在時もガスをつけっぱなしにしたりガンガン使っていると、恐ろしい金額がかかります。
友人は1年分の追加請求が1000€来たと嘆いてました…。
インターネット代:50€
TelekomかVodafoneの契約で、月30~50€程度かかります。
初年度は割引があることが多いです。
家具・家電代:0€〜1000€(1回限り)
Kleinanzeigen(ドイツ版ジモティー)アプリを使うと、安く中古の家具を手に入れられます。
わたしは机、ベッド台、棚、椅子を無料で譲ってもらい400€くらい節約できました!
家電も中古で譲ってもらえるのですが、古いものは省エネ効率が悪いです。
長く使った場合の電気代や壊れた場合の補償を考えて、わたしは新品で買いました。
買い揃えたものは以下。
- キッチン机 30€(中古、新品の半額)
- ハンガーラック 60€(新品、amazonにて。IKEAで10€くらいのもある。)
- 冷蔵庫 300€(新品、3人用をワリカン)
- 洗濯機 500€(300€から買えるけど300€代は壊れやすいとのレビュー多し。レビュー評価が高かったAEGを購入。3人でワリカン)
旅行:2泊3日なら2〜3万、1週間で5〜10万円程度
もちろんどこに行くかによって移動費・宿泊費が異なるのでなんとも言えません。
わたしの場合、コンサートに行くためにイギリスに1週間行くとだいたい10万円くらいかかります。(ホステルに泊まるけどチケット代が高い)
語学学校の学費:500〜700€
ドイツの州立大学に進学するのではなく、語学学校に通う方は語学学校の学費もかかります。
あまりケチりすぎると語学学校の質がよくないため、月500€〜700€程度はかかるようです。
ドイツの学生1人暮らしに必要な生活費まとめ
ドイツの学生生活にかかるお金は、生活スタイルによって大きく変わります。
質素な生活:500〜700€ (約10〜12万円)
普通:900€〜1000€(約15〜17万円)
旅行もするプチ贅沢:1100〜1500€ (約19〜25万)
語学学校に通いながら学校付属の物件に住む場合:1500〜2500€ (約25〜42万円)
参考:ドイツの学生生活で得られる収入まとめ
Minijob(バイト)をしっかりすれば年間7000€程度稼げます。
2025年は上限556€/月。
1年に2回、2倍まで稼げる月があるので2025年にフルで働くと年間7784€までMinijobで稼げます!
また、飲食店でバイトをすればチップをプラスでもらえます。
飲食店によりもらえるチップの量や分配ルールは異なりますが、わたしは週2で入って年間2000€程度もらえました。
すると、収入が月750€になるので、質素な生活を心がけていればバイトだけで生活していける計算になります!
もしくは、MinijobではなくWerkstudentin(勤労学生)という契約で働くとより時給が高く、多く働いて稼ぐことができます。
ただ、学校の課題をやるのも大変なのでバイトは週2〜3程度に抑えた方が個人的にはいいかなと思います。
Werkstudentinをやっている友達もいますが、週2の16時間まるまる働いて週3で授業、土日は授業の課題とかなり忙しそうです。
この記事がドイツ留学を検討している人の参考になれば幸いです!
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